まあ、ちょい、ここまで書いてて、アラフィフのオバチャンが、若い人の雇用枠、取りにきてるんじゃないかと恐れられてないかとか思ったんだけど
もちろん、50代で頑張りたい人とか、頑張って欲しいけど、自分はそうじゃなくて、
まあ、自分が最初に就職しようとした年ぐらいが、男女雇用法とかが決まった年で、そのときは男性と同じように働きたいとか思ってたけど、
面接の時に女性差別してはいけないとか決まったのすら、そのずいぶんあとで、面接の時、どのぐらい働きたいですか?って聞かれて、「できるだけ長く働きたいです。」って答えたら、「女性に3年も4年もいられてもねぇ。」って返事されたぐらいの時代の人間で。
タイムリーなのでちょっと言うと、その会社、バブル絶世期だった当時、10年後、社員旅行を宇宙旅行にします、とか言ってた。最近やっとイーロン・マスクとかジェフ・ベゾスとかが飛んでるみたいだけど。(って、よう知らんねんけど、イーロン・マスクのは、あれイーロン・マスク本人は飛んだん?)
男女一緒に集団面接して、10年後の社員旅行の話聞かされてて、その台詞でしたから。
まあ、そのあとも、いつ女性は結婚して辞めるかもしれないから、とか、いつ妊娠するかわからないから、とか、いつ子どもが病気になって帰るとか言うかもしれないとか、言われて、就職敬遠されてきて、やっと子離れする年齢来た、とか思ったら、保育所を充実して、若い女性に活躍を、とか言われる時代になってて、
もう、そのへん、めっちゃなんでやねん、やねんけど、
実質、ここから、正社員とか見つけても、Ⅰ年ごと契約、とか、いつ切られるかわからない雇用しかないのわかってて、扶養にあたる条件蹴るほどいい就職とかないだろう、っていうのも、わかってるし、
派遣とかで潰されるような働き方してて、実質今体ボロボロやし。
って、でもそれで、頑張ってるの見て、これを、もし若い人が見ているとしたら、この年でもまだ持っている伸びしろ、みたいなのを見てほしくて。
そもそも、大学行ったのが、社会人になってからでした。
英語、やり直したの、子ども産んでからでした。(まあ、一応、ドイツ語やってて、イギリス英語がそれに発音似てた、とかの、全然ゼロからではないスタートですが。)
中国語は、40過ぎてからです。
日本語教師の資格の勉強したの、もちろん、哲学的な分野とかで学部で学んでいたことがかなりあったのですが、子どもが高校行った後です。
これをやろうと思ったのには、一応わけがあります。(これ、前のブログで書いてたかもしれないけど)
短大にいたときでした。実は第二言語、スペイン語だったんです。ドイツ語じゃなくて。
関西外国語大学が、当時英語とスペイン語を学ぶ大学だったから、同系列ならスペイン語習った方がいいんじゃないかと、ドイツ語は、自習でかなりやってるから、同好会でいいんじゃないかと、判断しました。
スペイン語の先生で、年配の女性で、すごいパワフルな人がいて。
熱心で、すごいなと思っていたんですが。
授業、受けてたときは、普通にパワフルな女性の先生、だったのですが。
2回生のときの夏休み明け、その先生はいなくなっていました。
夏休み中に、癌が見つかって、もう末期で、夏休み明けまで持たなかったそうです。
一緒に働いていた、他のスペイン語の先生から、事情を聞きました。
その女性は、貧しくて、若い時に、自分が希望する学業ができなかったんだそうです。で、まあ、結婚はして、出産もして、お子さんが手がかからないぐらいの年齢になったときに、大学に行く余裕ができて、大学に行って、すごくスペイン語勉強して、院にも進んで、(留学とか、そういう話もあったかもしれないけど、詳細は忘れていて、とりあえずすごい努力して、短大のほうで授業持てるぐらい頑張った話で聞いていて)
ただ、辛いとかしんどいとか痛いとか、全部我慢して頑張ってしまう人だったので、気がついた時には、癌が末期だったと聞いて。
子どもの時にチャンスなくても、諦めちゃいけない、でも、体壊すぐらい頑張りすぎてもいけない、
そう、思いました。
あの人を見てたから、社会人でも大学に行こうとか、思えたのだと思うし、そのあといろいろ、もう、この年のオバチャン、頑張ったりしないよね、みたいなことが、できているんだと思います。
私も、オンライン留学とか、ちゃんと修了できるかわからないし、今いる学校だって修了できるかどうかもわからないんですが、
この年で頑張っているアラフィフを見て、オバチャンが潰しに来てる、と思わないで、まだ、自分の10年後、20年後に、これだけの伸びしろを残すことができるんだ、ぐらいに思っていただけると嬉しいなと思います。
とりあえずこんな感じです。


