けっこういい機械翻訳教えてもらった

 火曜の夕方、自分と一緒に入ってきた、70代女性新人日本語教師からラインが来ていて、クラスが騒がしかったとのこと。

 私が金曜授業していて、めっちゃウケ狙って授業していて、なんとか聞いていてもらっている感じのクラスだったので、二人で研修で授業を見ていたとき、静かなクラスの方が、賑やかにするクラスよりもいいと言っていたあの先生だったら、ちょっと生徒の心が離れて雑談しはじめていてもおかしくなかったなと思う。

 まあ、自分が逆の立場だったら、自国で英語の勉強それなりにしてきて、留学したと思ったら、This is a pen.レベルの英語を何時間もかけてする授業を何の娯楽要素もなく受けないといけないみたいな状態に置かれたら、隣に同じ母国語の生徒とかいたら、雑談はじめちゃうよな、みたいな。

 まあでも、じぶんがめっちゃウケねらっても、外して、生徒が授業聞かなくなる可能性もあるので、私も気をつけます、的な返事をその人にして、

 で、その返事が、一緒にがんばりましょう、とかじゃなくて、「頑張れ」だったので、心の中では「おまえも頑張れよ」だったんですが。

 古い日本の教育を受けていて、そのあととりたてて教育学などで新しい教育について考えたことがないようなひとに、教育について知ったようなことを言われたり、先輩風に言われたりするのは、ちょっといただけないと思っています。(でも、実際、めっちゃそういう人最近よく会う、理想の教育像が尋常小学校じゃないのか、みたいな感じの。)

 翌日、つまり昨日技能実習生の仕事に行って、

 前に話していた障碍者の方、見学に来ていたのは3人だったんですが、そのうちの1人がきていて、この方は、病気をして体力が落ちていて、健康な人のようには働けない人でした。

 知能的には、通常のひとよりよほど優秀で、医療系の進学をめざす予備校で、英語を教えておられたとか。

 英検とか、英語資格は受けたことがなく、ただ、自宅で英検1級の筆記試験を受けたところ、満点だった、ということで、で、ちょっと遠慮しながら、聞いたり話したりすることが苦手な方かなと思いながら話をつづけていると、ネイティブと話していても困ったことないそうで。

 ただ、その方は中学校から英語の成績は良かったそうで、日本の、私の世代より前の英語教育で困らなかった方だと聞くと、あ、学校型の授業のやり方を勧められそうだなあと思って、Noneに向いた英語の勉強の仕方とかは聞いても考えたことないかもしれない、とは思って。

 翻訳とか、通訳の仕事は考えないんですか、と聞いたら、それも今の体力では難しいそうで、

 で、翻訳とか、翻訳ソフトの手直しぐらいの翻訳で安価で仕事を引き受ける人が多いから、翻訳の仕事の賃金が減って負担が大きいそうですね、とか言うと(そのほかにも、SNSで、企業の早期リタイア組が、それなりの質の通訳や翻訳さえ破格で引き受けるので、めっちゃ賃金下がるらしい)

 その話の流れで、いま、すごい機械翻訳があることを紹介してもらって、

 見てみるとgoogle翻訳よりかなりイケてる感じで、帰りiPadでそのページを出して(本来有料サービスなのだけど、短い文章ならお試し翻訳をしてくれる)自分の言いたいことを日本語で入れると、翻訳してくれる英語が、「そう、それ、それ。」っていいたくなるぐらい、言いたかった日本語が、それなりのレベルの英語になって出て来る。(google翻訳では、私の判断では不十分なんだろうけど、でも、なんか違和感のある英語になることが時々ある。)

 英語から日本語にするほうは、ためしに英字新聞の一文を和訳したら、自然な日本語ではあるけど、原文の内容が一部消えてしまっていました。(芸術家の出身地が英文では主語を形容していたんだけど、消えていた)google翻訳だと、日本語としてはずいぶんおかしな文章なんだけど、あるていどの語学力があれば、読みやすい日本語に書き換えられる状態で、なにかが消えている、ということはありませんでした。(って言っても、別の時に、誰かが編集して不十分な内容で上げたのがそのまま出て来ることがgoogle翻訳ではあるのだけど。新聞など、多くの人がgoogle翻訳にかける可能性がある文章で、誰かが編集した、間違った訳が出て来ることがけっこうある)

 昨日は、これ使ってまた、日英中3か国語日記でも書こうかしらと思ったんだけど。

 今日、明日の授業のための添削された教案について、できるだけ手直ししたのと、盆明けにする授業の教案を先に作っていたのをメールしていたのを、上司の授業が終わる午後を待って相談、そのあと午後の仕事に行く。

 「が」と「は」を区別しないといけないところを、混在させてたので、そのへん厳しくチェックされてたりしました。授業の練習をするところでは区別してたんだけど、練習の間にする、生徒との会話例のところで、ちょっと混ざってしまっていて、めっちゃ直されてた。

 ついでに、この「は」と「が」を生徒が混乱しないように、区別できるよう説明することを要求されて、ちょっと楽しませようと娯楽をいれたために、藪蛇ついたかなあ、みたいな感じで。

 まあ、私にとっていい勉強だけど。(わたしがそれをうまくこなせれば、生徒の勉強にもなるんだけど。)

  盆明けにする授業の教案も、だいたい通って、予定していたフラッシュカードの内容も問題なくて、印刷して持って行けば、学校の裁断機で切らせてもらえるので、先日みたいに、カッターで切るだけで1時間以上かかった、なんて事態を避けられる。(2枚を1枚に貼ってマグネットつけてとかで合わせて2時間半かかったし)

 Noneが、京阪神レベルの大学の理学部の授業が受けたいなあ、という話をしていて。

 なんか、私大レベルの理学部の内容と、京阪神レベルの大学のそれとの違いをどこかで聞いたらしく、真剣に悩んでいて。

 で、親子して考えるに、学部での挑戦は無理っぽいから、学部は現在受験の準備ができている大学に行って、大学に行きながら、理学部の院の準備をするのはどうかと。

 で、某大学の理学部の院の入試について調べる。

 TOEICもしくはTOEFL必須。

 None、TEAPもGTECも、受験はさせてあげたけど、受験前、期待したより勉強してなかったからなあ。あれだって、もっと頑張れば、スコアも期待できたし、院にもつながっていくのに。

 って、こうなっていくのが見えてたから、本当に、早くは小学校の時からTOEFLの問題集(と言っても、内容的には英検2級程度の英語で、TOEFLの形式に慣れるための問題集だったんだけど)をしてたりしたのに。

 まあ、たぶん、そうすると卒論も英語で書かないといけなくなってくるんだろうけど。(って、上に書いた、教えてもらった機械翻訳使う?みたいな。)

 教えてもらった機械翻訳見てて、今の子が、4技能とかいうことで、英語が話せる時代になってくるのかもしれないけど、それなりのレベルの会話がポケトークみたいなツールでOKになるのも遠くないような気がして、英語を身につける、ということに、どれだけの負担をかけるか、(遊んでいるから負担じゃないのよ、という意見を言いそうな人がいるけど、2時間映画を見るにしても、母国語で理解できるより高度な内容のコンテンツを見るのとどちらがいいかという選択にはなるし)判断が難しいなと思いました。

 って、日付変わったし、明日(って今日)授業だし、準備とか午前中にちゃんと起きてしたいので寝ます。

とりあえずこんな感じです。

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