急に昔読んだマンガ読みたくなって

まあ、相変わらず精神不安定で、社会不適応者なんスが。

前に自分が読んできた少女漫画の話したことあったけど、めっちゃ影響受けてたのに、書くの忘れていたやつあったの思い出して。

木原敏江先生の、『アンジェリク』っていうやつで。

まあ、基本、貴族社会でどうやって権力争いとかの中で、うまく社交して生きるとか、そのなかで女性ってどんな扱いだとか、一方で、庶民がどうやってその中で生き延びているかとか書かれているやつで、原作はA&S・ゴロンって方の話なんですが、これを読んだ他の人の話によれば、漫画の方はかなり脚色されていて、違う話になっているそうで。

まあ、言うて、主人公のアンジェリク、幼なじみの下男の少年で、実は貴族の血とかひいてて、事情あって裏社会のアタマみたいになるやつとか、彼女の従兄弟で国王ルイ14世の一番のお気に入りの臣下の美青年とか、まあ、彼女一応貴族なので、もともと婚約していた伯爵で、策略にはまって逃亡しなければならなくなった結果海賊になる男とか、結局三股みたいになってて、でも奔放だか純粋とか言われて許されてるような、ええんかそれで?みたいな人なんだけど。(まあ、従兄弟にキスされたとき、乱暴だったから他の二人の方が優しかったとか言ってしまって、従兄弟に「きみはな名前を変えたまえ!アンジェリク・ド・アバズレとでも・・・・」とか言われてしまっているんですが。)

私、一番この従兄弟の、ルイ14世に重用された臣下のフィリップが好きで、どちらかというと、自分のことを重ねて考えてしまうキャラなんですね。

本の最初の方から、周囲の人間が本心を探ってきたり、政治的にからむような話をもちかけて来たりしたときに、ぜんぶちゃんと聞けてなかったフリとか、わかんなかったフリとかして、ちょっとハムレットっぽいことをするのですが、わかる気がして。

4巻で、貴族の子ども時代がどんなものか話すところがあって

宮廷貴族の子弟の子ども時代がどれほど悲惨なものか知っているか?宮廷での地位と名誉しか頭にない両親は、家の跡継ぎのためだめに子供をつくる、だから産みっぱなしなんだ。大勢いる使用人達も、館に置きざりにされている幼い若様にはまだおべっかは必要ないと判断してね。・・・真冬に高価なレースの上着一枚でふるえている子供に、誰も注意ははらってはくれなかったし、だんろの火が消えていても空腹をうったえても・・・宝石は美しかったが食べられなかったし、豪華なへやはひとりで眠るには広くて寒すぎた—風邪をひいて熱を出してもきとくになるまで母は顔も見にこなかったーーー私は年中下女や下男のいいおもちゃにされて、道徳的にも悪いことばかりおしえこまれれ、お固い家庭教師からは遠ざけられて育ったよ

木原敏江 『アンジェリク』

これ、このあと倍ぐらい従兄弟の生い立ちの話続くんだけど、まあ、彼美青年なので、その見た目を利用して出世する話なので、そこは私全然共感しないので、書かないんですが。

まあ、この本を持っていた従姉の家の母親のネグレクトとか半端なかった記憶なので、この本持ってたんだろうな、とか思うんですが。(って、親戚から、義叔母が従兄姉妹産みっぱなしだったのは私も聞いていますし)

まあ、言うて、うちも、産みっぱなしっぽかったのは同じで、しかもうちはお金も、この登場人物のような美貌もなかったんですが。

お話読んでて、権力に逆らわないよう、呑み込まれないよう、うまく派閥に入るよう、対面とか守るよう、庶民の方は、どう法律の裏を突こうとか、情報を掴もうとか(この時代の文春砲みたいな人も出てますし)面白いんですが。

まあ、みんな、ルイ14世とか、権力者ビビってすごい社交辞令言って保身してるのに、アンジェリクはダイレクトに本音言い放つ人で、でも、核心ついてるので、みんなぐうの音もでなくなったりしてるんですが。

まあ、最後、この従兄弟、フランスから逃亡するアンジェリクたちと、ルイ14世がそれを橋の上で爆死させてで止める計画を立てたのとで、王には逆らえないが、彼女は助けたい、ということで、馬車を入れ替わって自爆しに行く、という自殺行為に出るのですが、

彼を精神的にバックアップしていたBL的保護屋の公爵が死の間際に彼のところに行って最後の言葉を聞くのですが

小さいときからずっと・・・私はいつも宮廷中の人々に人形のようにみつめられ・・・みつめられつづけてきた。でも、なにもかも・・・見ていたかったのはわたしのほうだったのに。舞踏会でも狩りの時でも宮廷のもっと日常の行事のときも、いつもみんなは私を特別扱いし、あまやかし、かざりたて、おもちゃにして。生きていくのに何が一番大事で、なにが一番美しいのかさえ、かんじんなことはなにひとつ教えてくれなかった。

ちょっと、この後数行あるのですが、アンジェリクに対する発言はちょっと私が今言いたいこととズレるので、途中でやめたんですが、この部分、小学校か中学の時読んだ私の心に刺さって。

消して、私は甘やかされも飾り立てたりもしなかったし、むしろ逆に笑われたり貶されたりしておもちゃにされていたんだけど、「なにもかも・・・見ていたかったのは私のほうだったのに」と、「何が一番大事で、何が一番美しいのかさえ、肝心なことは何一つ教えてkるえなかった。」っていう、この部分見て、毎回号泣、みたいな子ども時代を送ったのを思い出しました。

まあ、省略した後に、「ごくふつうの人間だったのに。」って言うセリフも、涙誘うところあって。

ってねー、この漫画は、やっぱ少女漫画で、登場する男性、アンジェリクに振り回されすぎなんだけど、池田理代子先生の書いたナポレオンの話(私が紙の漫画で昔買ったのと、アマゾンで売ってるやつとのタイトルが違う。日本の電子書籍版漫画サイトは昔の紙の漫画と同じタイトルで、値段もずっと安かったので、こちらでポチりましたが。)

こっちとか、もっと女性、政治的に判断する女性がたくさんでてきたように記憶しています。

っていうか、たぶん漫画で書かれているより、実際の人物、とくにジョセフィーヌとか、めっちゃ政治的に動く人だったんだろうとか思っていて。まあ、未亡人になって、食べていけないから政治的有力者の愛人になるとかして食いつないでいた女性なんですが、そのツテを狙ってナポレオンが求婚して結婚するんですが、その後、ナポレオンとかほぼ相手にしないで浮気ばっかりしていたように書かれているんですが

たぶんね、それ、フツーにイケメンとか追ってたわけじゃなくて、権力とか手に入れるために動いていたに違いないとか思っていて、ナポレオンとか戦場からめっちゃラブレターとか送ってたとか聞いてるんですが、そんなもん、絶対戦況報告とか、なんか暗示していて、それに合わせてジョゼフィーヌが人や物を動かしていたんじゃないかと、このへんは漫画には書いていないけれど、私勝手に思ってるんですが。

ナポレオンが皇帝になったあと、跡継ぎ欲しいから、彼女と離婚して、まだ出産できる他国の王女と結婚するんですが、離婚しても「皇后」の敬称と、王宮かなんか、いい家確保してもらえたのも、それでもなお、権力的にバックアップできるツテとかコネとか、情報力とかあったからなんだろうな、みたいに思っています。(このへん、漫画にはそんなこと書いてないし、私の勝手な推測なんですが。)

で、なんでポチったかというと、実はこの漫画で、私、実は一番タレイランが好きだったんですね。で、それが何でだか思い出せないんですよ。それが気になって。

で、アンジェリク読み直したときもそうなんだけど、小中学生の時には気付いてなかった登場人物の政治的判断とか、当時の状況とか、今見るとまた勉強になるんですね。

面白いな、とか思って。

って、調べてたら、『無限の住人』が、まあ、登場人物の「卍」が、不老不死の侍なんですが、江戸時代で話し一度完結しているんですが、私に何のことわりもなく、続編を勝手に書いていたらしくて、なんか卍が坂本龍馬と絡むぐらいの漫画が出ていたらしくて。

第1巻が無料だったので、買ってダウンロードしましたが。

って、もとの無限の住人、前半は親の敵を討つ凜が、父を倒した一刀流の剣士達を倒していく話だったんだけど、後半、不老不死の卍が、拘束されて、卍の血ィ抜いたりいろいろして、他の人間も不老不死にできないか、みたいな、人体実験の話で長いこと詰まってしまうんですが。最終的には、ちゃんと仇討ちの話しに戻るんですが。

本棚みたら、私、『アルカサル王城』も、全巻残してますね。スペインの王様の話なんですが、これもまた、策略渦巻く中、王がどの臣下をどう信頼していいのかわからなくて、実際、一番忠誠心があった臣下を間違って刺し殺したりする間違いを王がしたりする背筋凍る的なお話なんですが。(これ、長い割に、ちょっとラストグダグダなので、オチは期待しないほうがいいやつなんですが、まあ、めっちゃ政治的にモノ見る訓練になる漫画ではあるかなと思います。)時間あればこれも読みたいですが。

って、ちょっと今から準備して、出かけないといけないので、この辺にします。

とりあえずこんな感じです。

にほんブログ村 外国語ブログ 中国語へ

にほんブログ村

にほんブログ村 受験ブログ 大学受験(本人・親)へ

にほんブログ村

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 思想へ

にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です