まあ、今日、みん日24課、あげる、もらう、くれるの授業をしてきました。
めっちゃ準備していて、これでスベったら、めっちゃ凹むー。みたいな感じで、この一週間、心穏やかではなかったのですが。
朝の技能実習生の仕事とか、実習生の数が多くて、採点側ぜんぜん追い付いてなかったり、採点するために集中する状態と、教案考えたり、授業の時にどうするかを考える状態が、うまく切り替わらなくて。
って、朝の技能実習生の仕事で、技能実習生が、ほかの実習生に入れ替わって、テストや音読をやって、できる実習生が何人分もやって、ごまかして実際の日本語の訓練を受けてないことがバレる事件が起きて。
そりゃ、実習生悪いよなー、みたいなことだったんだけど、そのペナルティが、人権的に考えてアリなのかっていうのをやられてて(って、アリなのかとか問うまでもなくアウトだったんだけど。アレ実習生が自分がされてるの、スマホで撮ってSNSとか上げたら、人権団体とかからの物言いがはいるだろうという状態だったんだけど)
ちょい、それ見て、なにも言えない自分が嫌になって、って、追い付かない採点とかあって、若干ヒステリックになってて。
前日日本語教師の授業のために、配布物とか長時間用意していて寝不足だったのもあるんだけど。(って、なら、その日(おとつい)ブログあげてる場合じゃなかったんだけど)疲れてて、ヒステリックになってて、人権とか、良心的なことにたいして神経質になってて、翌日の授業に不安抱えてて、みたいになってて、なんか、栄養ドリンクとか飲んで、乗り切らないとと思ったんだけど、148円のキューピーコーワiドリンクでは効いてなくて、午後の教育機関の仕事、自分でもびっくりするぐらいミスいっぱいしたんだけど。(なんか、もともと主要スタッフから外されてるんだけど、またひとまわり窓際行った気が)
家帰って、基本翌日の授業のために必要なものはその日の前の日にセットしていたから、帰ったあとは、早めにお風呂はいって、ドライヤーかけなくても髪が乾くぐらいまで、ユーチューブとか見て、そのあと早めに寝て。
明けて今日朝なんだけど、今日は、自分の勤めている学校で一番偉い先生の授業を見学させてもらう話になっていて。
今日の授業で必要な物、ぜんぶ昨日のうちに鞄に入れていたから、起きて朝ごはん食べて、天気予報を見るぐらいで家を出て。
駅まで自転車で行って、駐輪所置いてちょっと歩いた時点で、忘れ物したような気がして、(あげる、もらう、くれるを言うための、生徒に使わせるハロウィングッズのレアリアを忘れたと思って)駐輪所に戻って、シルバースタッフさんに、すぐ戻るから、チケット有効のまま、忘れ物取りに行けないか聞いたら、いいよって言ってもらえて。
家まで帰ったら、すこし見栄えのする袋に入れてたから、買ったときに入れてもらった袋じゃなくて、ちゃんと鞄に入れていたことがわかって、
大慌てて駅にもどって、急いで電車に乗って行って、運よく間に合う電車だと思って言って大慌てだったんだけど。
午前中の授業の時間割、時間覚え間違っていて、余裕で30分以上早く着いていました。(遅れると思って、雨降ってたのを、傘ささずに必死で自転車こいだのに)
先生の授業は、自分が思っていたより、会話を中心にした授業で、もっと教案びっちりにしないといけない学校かと思っていたら、生徒の発言に合わせてアドリブで話すこともしていました。
ただ、中級の授業では、使える語彙がいっぱいあって、いろんなこと話せるから、中級いいなー、って思いました。
それを、いらんこと言う先生と一緒に見学していたんですが。
見学した後、また一緒にランチしていて。
いらんこと言う先生は、専門学校とかで中級とか上級の先生をしていて、
中級や上級の授業は、初級みたいに4コマとか1日ですることより、2コマぐらいのことが多いけど、時給倍になったりするよー、とか教えてもらえて。って、なにより準備する手間が初級ほどない、って教えてもらえて。
って、おとつい、ハロウィンの模様の袋に、折り紙とかぼちゃの折り紙の折り方と、折り紙につける目と鼻と口の形を黒い折り紙のウラにカーボンで書いたものを生徒の人数(けっこういる)を詰めたものを作っていて、折り紙のなかでも、かぼちゃに使えそうな色とかを束から選ぶとか、けっこう時間がかかって、これ、どっちかというと、日本語教師っていうより、保育士的な仕事だよな、は思ってたから
ただ、いらんこと言う先生が、中級日本語で、似たような表現の区別つく、って言われたのに即答できなくて、中級で質問くる表現とか、そういうの即答する必要あるよとか言われて、いらんこと言う先生とか、時間あったら文法書読んでるとか言ってて。
中級文法の辞書、キンドルで出てないかなって思って、(帰って調べたら、あるんだけど、紙媒体をそのままPDFにしただけの読みにくいものが多くて、ちょっと閉口していて)
中上級、目指そうかな、と思って。
っていうか、5年後10年後の初級日本語は、今日本に来ている留学生とかが、同じ母国語で話すひと向けに教えるだろうと言うことは、私といらんこと言う先生は同意見で、っていうか、そのほうがよくて、日本語ネイティブは中上級だよね、とか言ってて。
まあ、いらんこと言う先生は、ある程度スキルの要る職業を目指す外国人にN2とかN1を目指すことができる日本語授業をしたいタイプで。生活に使える日本語より、資格のとれる、文法知識などが身に着く日本語授業をするつもりで、
で、わたしは、舞台芸人を見るような感覚で授業に参加していたら、比較的楽に生活のできる日本語が自然に身についているような授業を目指しているんだけど、みたいに言っていたら、それもいいですよね、とか言ってもらえて。
まあでも、どういう外国人労働者がこれから増えるのか、必要となるものは何なのかを考えるべきだろうなと思って。
って、おとつい、今日の授業のハロウィンの配布物を準備しながら見ていたユーチューブなんだけど、
これめっちゃ面白かったんだけど。
まあ、単純に考えて、単純労働者を対象にした日本語教師より、スキルのある外国人労働者を対象にした日本語教師の方が、いい収入だろうな、というのは、たぶん誰にでも想像がつくのだろう。
つきつめると、必要とされる日本語能力ってどんなものなの?みたいな。
いらんこと言う先生にも今日行ってたんだけど、文法的に厳格に従った日本語と、そのへんいいかげんでも、ウケる仕事ができる日本語と、どっちが大事だろう、みたいな話をしていて。(いらんこと言う先生、めっちゃ文法の正しさにこだわるからね)
まあ、今、日本に住む中国人の子に、日本でいい進学ができる教育ができる塾とかアツいらしくて、まあ、そのへんやってみたいけど、能力おいつかないかな、みたいな感じで。
戻って、授業をしました。
結果から言って、あげる、もらう、くれる、 てあげる、てもらう、てくれる、自分の予想よりずっとうまく教えられました。
あんまり勉強するつもりなくて来ている生徒に、聞かせる授業ができたほうじゃないかと。
あげる、もらう、くれるを楽勝って思って、なめている状態だったところに、てあげる、てもらう、てくれるになって、一瞬混乱しかけて、生徒が授業聞かなくなって収集つかなくなりそうになった瞬間はあったけど、説明してわかるようにして、練習問題がほぼほぼ正解できるようにしたら、さっきまで騒がしかった教室が、静かになって、自分の授業や、他の人が当てられて答えているのをみんな真面目に聞くようになって、内心ガッツポーズみたいな。
ホワイトボードの横に、生徒たちが折った、ハロウィンのかぼちゃの折り紙とか、生徒たちが画鋲でとめて、写メとってSNSとか上げてくれてるの嬉しかったりした。
まあ、ほかの日本語教師の先生も、みんな仕事に忠実だなって思って、みんな情熱みたいなのがあって、他の先生の仕事も尊重していて、誰が最強だとか、日本語教育なら○○、みたいな姿勢とかもなくて、そういうこの業界がけっこう気に入ってる。
今日だって、自分の次の授業どうしたらいいか、いらんこと言う先生に相談したら、本当に損得抜きで、自分が一番どうしたらいいかの意見を言ってくれるもの。たぶん、今の学校の先生の誰に相談してもそうだろうと思う。
とりあえず、すぐには動けないけど、上級や中級の日本語が教えられるようにゆっくりと舵をきっていこうと思う。
って、今のところ、週1日4コマの授業を組み立てるために、今の他の仕事をしながらで持てる自分の時間をほぼほぼ全部つぎ込んでの用意だから、中級上級届くのいつよ、みたいな感じなんだけど。
まあ、同時に気になるのは、外国人にとって、日本が働きたくなる国であり続けてくれること、もしくは学びたくなる国であり続けてくれるかどうか、なんだけど。
って、また今日すぎたら、来週再来週の授業の用意しないといけない。
でも今日は、授業うまく行ってうれしかったので、新大阪駅構内でりくろーおじさん買おうかと思ったけど、めっちゃ並んでいたので、行列に並んだら見えた、レーズンクリームのサブレがおいしそうだったので、それ買って帰りました。
とりあえずこんな感じです。


