人間の労働について

 日本語教師の検定対策の用語集買って読んでたんだけど、それ読んで思ったことがあって

 トレードオフ、という用語について

トレードオフ:ワーキングメモリーの容量には限界があるということから、流暢さを高めようとすると正確さに支障が出、逆に正確さを高めようとすると流暢さに欠けてしまう現象

これ普段思うんだけど、採点の仕事してて、標準的な正確さと流暢さのバランスでできる仕事を人間の労働の標準にしなければならないと。
なんか、ダントツできる人ができたから、みんなアレをめざしましょう、みたいになってると思う。
低待遇のバイトほどその傾向が強くて。

 混雑のレジで、間違わずに仕事できて、レジのあいまに補充とかできて、めったにしない宅配とか免税とか覚えていて、みたいな。

 仕事教える側が、忘却曲線とか、あたりまえの心理学わかってないから、そういう滅多にしない仕事も1回説明したら覚えなさいね、みたいになってて。

採算とるのにそれだけのハードな労働が必要だから、人間をそれだけ働かせよう、という。
で、高い教育を受けてない人がついていることが多いから、その高いハードルを超えるのに美学とか感じている人も多くて。
イヤ、ええように使われてますから、みたいな。
雇用側の努力とか見えへんとき、被雇用者だけが努力強いられるのってどうよ、思うんだけど。

まあ、この高いハードル、超えても他がまた強くなるから、今日び人間同士の競争やのうてAIとか、勝てるわけないもん来るから、
スキル上げて競争に勝とうとするより、人間が人間らしい労働をしつつ、平和に生活できる永続できる社会構造について考えたほうがええと思う

 って、この原稿、午前の仕事と、午後の仕事の合間にスーパーのイートインで、kindleで用語集みながら思いついたのを、iPadのOneNoteに書き留めていたものです。

とりあえずこんな感じです。

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