私のトゥルーマンショー

 うちは英語だけじゃないんです。みたいなウリでしてるのは、それはそれでいいんだろうと思う。ただ、Noneの時代は、人んちの事情にクビつっこまないで、とりあえず自分のところのやり方を守ったまま英語のサポートだけ欲しかったのにそういう選択肢がなかったことを残念に思う。スマホの適切な年齢なんか、住んでるところが田舎か都会かとか、教養の高い層が住んでる地域か、荒れている所かとかの差の方が影響おおきいんだから、それを総括して言うなんて本当に教祖だと思う。

 今は、おやこ英語するなら他の選択肢をお勧めする。

 で、タイトルのことなんだけど。

 実は、じょあんな、アタマおかしいと思われてもしょうがないけど、自分の人生、もしかしたらトゥルーマンショーみたいに、実は誰かが演出してて、実は友達とか家族とか、台本通りに話してて、それをリアルに対応する自分を、だれかがどっかから見てるんじゃないかと思うときがあって。 

 とくに、元カレとか、結婚後に道端ですれ違うとかあるんだけど、コレ誰か絶対演出してるやろ、みたいなシチュエーションのことが多くて。

 なんか、昔の友達とか、連絡くるのも、監督かなにかがいて、「ハイ、ここで懐かしの友達から電話」とか指示してるんじゃねえ?みたいなことがけっこうあって。けっこういつも、タイミングとかできすぎてて。

 マジで、いつかある日、最終回とかになって、昔の友達とかあつまっている打ち上げに自分が呼ばれるんじゃないかと思ったりしている。

 自分の人生がトゥルーマンショーみたいに作られたものなんじゃないかと気づいたときは、めっちゃそれを証明しようと頑張ったけど、できなくて、そのうち慣れてきて、なんか、そういうできすぎたシチュエーションのときに、もうこっちから合わせて対応するぐらいになってるんだけど。

 で、今日。職場に、元カレ、来た。

 まえにちょっと騒いだ、職場に障碍者のひと来る話で、今日はそのときにいた、たぶん知的な方で障碍があるひとが来ていた。

 その人たちも採点するけど、それは訓練なので、そのあと私がチェックする話で聞いてて、今日は、いつもと違う部屋で、その人たちと採点をしていて。

 障碍者の人たちの再就職を手伝う会社のひとが来ていた。

 そのなかで、ひとり、元カレに似てるやつ、いるけど、まあ、世の中にそっくりさん3人はいるって言うからな・・・

元カレ「○○です。」

 まちがいねぇ~

 って、どうしよう、って、イヤ、あのとき自分22歳だし、そのときだって大したことないんだけど、今すげえ劣化してるし、顔なんてパンパンでもうアンパンマンみたいになっとるし、向こうがきっと気づいてねえよ。

 チラ見。(相手は気まずそうにうつむいている。)

 絶対バレてるよ~

 もう、そのときは、ヤツのまえで添削とかしながら、誰かが「ドッキリで~す。」とか言ってプラカード持って入ってきて、この状況から解放してくれないかなあと思った。

 私が最初に就職したマイナーな電機メーカーで一緒に働いていた人で、付き合っていたのは数か月だけだった。

 別れた理由は、向こうが、「おまえと付き合い続けたら、オレはダメになりそうな気がする。」って言ったし、たしかにそういうダメな部分につき合えるのが、問題のある家庭で育った自分だからできることだとか、運命と勘違いしていた自分がいて、(機能不全家庭がくりかえすパターンのあるあるだが)けっこう別れるときすったもんだあった。

 まあ、そのときは、短大卒業して就職して収入がもらえるようになったところだったから、子ども産んで所帯とかは全然考えてなくて、バブルも終わってなかったし、ドライブしたりデートしたり、楽しく過ごすことしか考えてなかったんだけど。

 まあ、私の元カレとか、家庭に事情がある人多いんだけど、彼は比較的そういうのないほうかな。って、正確に覚えてない。母子家庭だったような記憶もある。お母さんは濃い~い人だった。確か沖縄系だったような記憶もある。(って、ヤツの顔がそれっぽい濃い顔だっただけかもしれないけど)親にめっちゃ期待されて、関関同立のひとつに多浪して入学してて、同期では最年長だった。

 思い出すことが若気のいたりすぎることだらけで、これ以上書けん。

 って、思い出せば思い出すほど、若かったんだ、ゆるしてくれ、ってことばかりなんだけど。

 別れた後、ヤツはワーキングホリデーでオーストラリアかなんか行くとか言って、そのあと音沙汰なしだったんだが。

 障碍者のひとのひとりが、仕事のレポートか何かを書くために、私の名前を確認して、

 私が、今の姓を言ったら、ちょっと顔が明るくなって。(まあ、自分の昔振った女が、アラフィフで独身だったら気まずいだろうな)

元カレ「Tさん(今の私の姓)は、前の説明をうかがいに来た時もおられましたよね。」

 いたんや、向こうはそのとき気ィついとったんや。うち障碍者のひと来て仕事するとか聞いてびっくりして、元カレおるのにぜんぜん気ィついてへんかったわ。(今ヤツ50過ぎのオッサンになっとるはずやけど、そんな老けたり太ったりはしていないから、ふつう気づく感じ。うち、街中でも、あんまり知り合いとか気づかないでボーっとしてること多いから)

 J「採点に夢中になってたので、気づいてませんでしたわー。」

 って、コレはマジで。

 まあ、障碍者の人が採点ミスとかしてるのをみつけて注意したり、きわめて普通に仕事の会話して、(会社で恋愛してたときも、会社にバレんように仕事はちゃんと仕事してたし、そういうの、影響ださねえってのは、お互い無言の同盟とかできてたと思うし)なんにも言わないけど、別れた後、不況とか来て、落ち着いた仕事さがすの、お互い苦労してるはずだは想像はついていると思うし。

 障碍者のひとが採点するとき、元カレが、「解答に平仮名でかいてある答えを、漢字でかいてもマルになるんですね、国家資格とか、平仮名で書いてあるのは平仮名で書かないとバツなんですけどね。」とか言ってて。

 国家資格とか、受けたんかいな、とか思って、あとでゆっくり考えたら、障碍者の社会復帰を助ける仕事とか、精神保健福祉士とか、社会福祉士とかとっててもおかしくないよな、とか思って、苦労してそうだな、まあお互い、相手の積み上げたものを大事にできるといいなとか思って。

 まあ、これでもう会わないのか、ちょくちょくこんなんで会うのかわからないけど、まあ、うちなんかワガママだから、Noneがいいところ進学できて、ヤツに自慢できたらいいのにな、は思う。

 ってな、ワシ、ダンナの遺族年金もらう気満々やから、ヨリ戻したいとかはぜんぜんないんやけど。

 大学行く前の自分を思い出して、モノ考えてなかったなーとか思う。

 まあ、大学行く前に、友達のマルクス勉強会とか参加して、友達の父親が説明するマルクスの価値論を批判したときの自分の論点とかは間違ってなくて、大卒じゃないと正しいことは言えないとかは思ってないんだけど、大学行く前は、結構世間の評価するものを欲しがったり、流行ってることを自分もやりたがったりしてたけど、4年間(って、仕事しながらなので、私は大学は5年行きましたけど)生活の中心が学問っていう時期を送った後は、自分に軸を置いた論理的な価値基準とかできた気がしますね。

 その私に育てられたNoneは、ある程度流行りとかは気にするけど、割と幼い時から自分に軸を置いている気がする。(って、私の若い頃が高度成長期とかバブルだったのと、リーマンショックとかの不況を生きたNoneとの違いかもしれないけど。)

 ってね、私が病気なだけかもしれないけど、自分、今、頑張ってるな、みたいなときに、そういう昔の知り合いに偶然はちあわすとか、旧友から連絡くるとか多くて、私、勝手に応援されてる気分になったりしてるんです。

 まあ、あれから四半世紀たっとるんやね。

 仕事、頑張っていこう。いいニュースがまたあれば、懐かしい顔にまた会えるかもしれない。

 おまけ:私が、Noneが幼い時にNoneにトゥルーマンショーを見せたことがあって、けっこうNoneも影響受けてて、自分の人生もそうなんじゃないかと思っているようなことを、ハッキリとは言えないけど、それとなく言うことがあって、時折、Noneの人生が、私のトゥルーマンショーのスピンオフなんじゃいかと思うこともあります。(ってマジあたまおかしいと思われてもしょうがないけど)

 って、そのほかにも、私の知り合いや、Noneの知り合いなどにも、あと時折ネットで見る人も、トゥルーマンショー症候群のひとけっこういるよね。

 よくあることだよ。大丈夫だよ。

追記:自分の中で、サザンの、夕日に別れを告げて~メリーゴーランド~がめっちゃぐるぐる回っています。

 まあ、上のユーチューブ、カバーだけど、けっこう似せて歌ってる。

とりあえずこんな感じです。

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